いい音楽で場の雰囲気を盛り上げる。BGMを大切にしたい
プロローグ/メロディー/リズム/季節/ひとの声/自然/悠久の癒し/大人の時間/クラシック/八重山 | |
プロローグ メロディーが心地よい
リズムにうきうき
季節を感じる
ひとの声で憩う
自然とともに
悠久の時間に癒される
大人の時間〜ジャズ・ボサノバ
クラシックで優雅に浸る
沖縄、八重山、南太平洋に憧れて
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ひとの声の魅力ははかりしれない。 人間にもっとも近い「楽器」であって 移ろう心を直截に表現できる。 だから、声はいい。 ◎「ムーン・ダンス」(アン・サリー)彼女のうたう「蘇州夜曲」が好きです。医師でありながら歌手という才色兼備の彼女。 軽妙なリズム感と木綿の肌触りのヴォーカルが特徴です。 昼下がりにリラックスできる音楽として、 カフェ、ブティック、美容室などで 気取らないナチュラル感覚を演出できます。 ◎「WILD AND GENTLE」(畠山美由紀)2008年前半にもっとも聴いた女性ウォーカリストです。感情表現の豊かなアーティストであり、 ライターとしての感性も卓越しています。 けれど、単なる心地よさだけでなく、 ある種の飾らない強さや存在感、 情感が底流に流れます。 アルバム中、「罌粟(けし)」 と「真夏の草原」は 他の誰にも代え難い個性があります。 → さらに詳しく書いてみました ◎「MAYA」(MAYA)MAYAは、多言語でジャズ、ボサノバ、JPOPSをうたう。新しい作品「MAYA+JAZZ」は ジャズを歌いきった濃厚さがいい。 「ブラックコーヒー」のけだるい情感、 ロシア語で歌われる「黒い瞳」のうねるながら躍動する情感。 歌への没入への静かな凄みさえ漂う。 発売元レーベルのスタッフが 一枚のCDというパッケージに対して、 デザインや情報提供、録音を含め、 歌手および商品を買っていただくための思いを込めた。 スイングジャーナルの賞を取ったことがうなずける。 コーヒーを濃厚な雰囲気で飲んでほしいと考える コーヒー店のマスターはぜひ聴いてみて。 心地よさでは彼女のメジャーデビューとなった「MAYA」がいい。 軽やかな情感をたたえながら ラテンやジャズ、ボサノバ、 挙げ句の果てにユーミンの「卒業写真」までを 多言語で自在に音楽を操る歌姫。 多彩であっても表現は抑えめ、 羽根の生えた軽やかさで 次々とセンス良く楽曲を料理していく。 ブティック、旅行代理店、レストランなど、 さまざまな場面で聴いてみたいところです。 ◎「夢であいましょう」(村上ゆき)肩の疲れが取れるような音楽ならこれ。空間にぽかんと放りだしたような飾り気のない、 けれど一度聴いたら忘れらない声の華やぎ。 聞き慣れた楽曲が新鮮に蘇る。 「テネシーワルツ」にはじまり、 日本のいにしえの名曲を彼女の色でうたう。 「ポカンポカン」「ゆらりろ」などが秀逸。 夜にウィスキーを傾けるとき 「夢であいましょう」が流れるとたまらない。 ということで、オーガニック野菜のレストランなど 手作りの温もりを伝えたい場面で力を添えてくれるでしょう。 ◎「遠い渚」(トレイシー・ソーン)投げやりのようなけだるいヴォーカル。そして変化のない楽曲とフラットな声の抑揚、 なのに生ギター1本だけで自分の世界をつくれる。 ほとんどお金をかけずに録音されたらしいが、 後に、エブリシング・バット・ザ・ガールとしての片鱗が伺える。 心の深いところにさっと入ってくるのは いまも変わらぬトレイシーだけの個性。 さらりとして何もしていないのに濃厚。 「ファムファタル」を聴いてみれば、 当時20歳のトレイシーが ぽっかりと開けてしまった音楽の深淵が伺える。 LPレコードでよく聴いていた。 いまも変わらぬ人気を持ち続ける名盤。 さて、BGMとして使うにはどうだろう? と思ったけれど、 この生成の素肌感、 イギリスのひなびた田舎まちを思わせる 雰囲気をどんな場面で活かすかはあなた次第かも。 |
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