谷の水は冷たいけれど…赤松川その2 | |||
◆赤松川との出会い ◆谷の水は冷たい ◆子どもたちに託したい ◆春を探す ◆大人の避暑地 ◆足を浸ける潜水橋 ◆赤松川周辺地図 ◆撮影地周辺地図
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オルカに乗って遊ぶ。 写真は少し恥ずかしい。 水は冷たいけど、陽射しは暖かい. どれどれ、じっとしておいで。のみを取ってあげるよ。 |
夏合宿が開かれた 中学の頃、当時通っていた私立中学校(実はぼくはそこの一期生)の全校合宿が赤松川で開かれたことがある。本流との合流点付近は険しい渓谷であるが、少し遡れば川がなだらかになり、田んぼと集落が点在するようになる。集落内に円通寺というお寺があり、ここが合宿先となった。蝉時雨を縫うように夏の風が心地よく吹き抜ける。 寺から駆け下りるように田んぼのあぜ道を抜けると赤松川。そこは自然のプールで子どもの水遊びの場。少しずつ思い出しながら川に近づいていくと、犬の世話をするおばあさんが来ていた。涼しい木陰で涼みながら孫の番をしていたのかもしれない。まもなく若い女の先生が見張り役としてやってきた加わった。ぼくと同じ年ぐらいかもしれない。あいさつをしたあと、ぼくは泳いだ。 谷の水は冷たい。10分泳ぐと唇が紫色になる。そうして河原に上がるとガタガタふるえる。が、すぐに夏の太陽があたためてくれる。地区の子どもたちは遊んでほてった身体を癒すかのように水しぶきと歓声を上げる。 赤松地区は、人口800人弱の集落だけど、かつての山間部の農村の面影を残したこじんまりとした集落。日和佐町からも相生町からも道半ばといった場所。 この集落を越えた南側は日和佐川水系となる。少し離れただけで、日和佐川支流北河内川となるか、那賀川支流赤松川となるかが決まる。 ←前へ →次へ |
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