動くものたちの表情
竹富島 星砂の浜のネコ。UVカットはどのように行っているのだろうか。「お嬢さん、日焼けはだいじょうぶですか?」と声をかけると、恥ずかしそうにうつむいた。


西表島 干立集落のヤギ。愛想笑いをしているけれど、ほんとうは昼寝を邪魔されたくないんだ。


マーレー川のシオマネキ。おびえる心を隠して勇敢に立ちすくむ。ほんとうは、突然のレンズの訪問におびえてハサミが入らない穴に来てしまって「どうしよう」とおろおろしているなどとは間違っても言わないから。


石垣島の牛(御神崎近くの牧場にて)。石垣島の牛は人なつっこい。四国の牛はひとを見ると警戒して追い払おうとするが、こちらの牛は寄ってくる。クルマや通行者がある道ばたで飼われている場面を何度か見た。それにしても、うれしそうな顔じゃないか。


竹富島のトムソーヤ。やたら木に登りたがる。人畜無害であるが、物語を彩るためにホモサピエンスを代表して登場している(つもり)。


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