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がけっぷち海岸は、
徳島県南部の海部郡を中心とする四国東南部で、
2008年から始まった取り組みを象徴する言葉です。
この地域の民間有志が旗を揚げ、
徳島県南部県民局、海陽町商工会の事務局機能等のご支援を得て
自主的に取り組んでいます。
海部を中心とする四国東南部は、
海、山、川が美しい状態で保たれた知られざる地域です。
(どこにでもあるレベルではなく、全国有数の高い水準です)
→ 南阿波アウトドア道場 をご覧ください。
しかし、高齢化が進むなか、
地域を支えてきた農林水産業が漁獲高の減少や価格の低迷、
後継者不足でまさにがけっぷちにあります。
だからこそ、危機感を共有し、
できることからはじめて前へ進めていくことが必要です。
それは、まさに「地域力」。
地域共同体の参画者がそれぞれの知恵と熱意を持ち寄って
未来を創っていく。
そんな活動になればと考えます。
現在は、月2回のミーティングを道の駅ひわさで行っており、
毎回深夜にまで白熱した議論が繰り広げられています。
それは、議論というよりも、実践報告であり、
少しずつ前へ進んでいるところです。
平成20年度の国の重要施策のひとつに
「農商工連携」があります。
また、平成19年度の重点施策であった「地域資源」の要素も含みます。
現時点では、地域の一次産品を加工品としての商品開発と流通の開拓、
あるいは新たな用途を提案し、
「がけっぷち海岸」という地域の信頼の証し(がけっぷち海岸の精神)を共有し
地域の人たちと育てていくことになると思います。
手始めに、地域住民がどこでも情報を得やすくするために
あるいは域外からの来訪者のために、
無料で使える無線LANスポットを
国道55号線の主な施設に設置していこうとしています。
現時点で使える施設の一覧はこちらです。
→ 国道55号フリースポット計画
この取り組みは、
地域力(地域住民の自主性)をきっかけとした
地域資源活用型の農商工連携のモデルとしても活動が注目されます。
活動に当たっては、明確な理念を持ち、
それがぶれないことが不可欠です。
がけっぷち海岸でもっとも大切なのは、
販売やマーケティングのテクニックではなく、
心(精神)です。
そこで、がけっぷち海岸では、次のような理念(憲章)を定めています。
→ がけっぷち海岸の精神を見る
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