「棚田の学校」茶摘み編〜2003年は、曇りでしのぎやすかった その4




茶すりは重労働。といっても、片方はモーターに変えてからは、ずいぶん楽になりました。

とはいえ、「明日は腕が痛いかも…」と吉屋さん。

すり終えたすぐの茶葉です。適度に細かく砕かれました。これを桶に漬け込むのですが、その前に空気を抜くようにぎゅうぎゅう押し込みます。

「よくできたね」とお姉さんに撫でてもらっています。
もちろんお姉さんもお手本を示します。お姉さんは新聞記者なんだけど、きょうは参加者の一人でもあるんだからね。

さらに最後は熱く沸騰した茹で汁をかけてシュロの葉を表面に敷きつめ、石の重しを載せて発酵を待ちます。発酵は約2週間ぐらい。それから天日で2〜3日干して、上勝晩茶の完成です。この製法は全国でもここだけという珍しいもの。からだにやさしいといわれる発酵法です。

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