「棚田の学校」茶摘み編〜2003年は、曇りでしのぎやすかった その3

茹で加減を教わっています。

汗がしたたります。



こんなふうに茹であがりました。


午前中に集めた茶葉は植松さん宅にて選別します。裸電球の下にシートを敷いてなんともいい雰囲気です。

この日摘んだ茶は、晩茶に仕上げてから参加者にお配りすることになっています。そのためには茶葉が足りません。午後からも一部(ベテラン)の人たちは茶摘みをしばらく続けることにしました。

一方、植松光江さんは、もくもくと釜に湯を湧かしています。ブクブク沸騰してくると「トンボかえりする」と表現されていました。汗だくになりながら、薪をくべていきます。

カゴに一杯ずつ茹でていきます。それを茶すり機に移して、機械と人の手で茶をすりつぶしていきます。簡単そうで慣れないと、茶葉が偏ってしまい、うまくすれません。

慣れてくると、鼻歌交じりですーいすい。でも数年前までは、これを2人の手作業で交互に引き押ししていたのです。これは大変な重労働。翌日は腕が上がらないほどだったといいます。

山川町の福田さんは、阿波晩茶の製法に興味があって参加しました。農業を大切に思っている人です。次は、自分でやってみようなどと考えているかもしれません。茶すりはうまくいきましたか?

お父さんはさすが。子どもたちもいい調子。

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