「検索エンジンその2」
いくつかの検索エンジンで100ページを越えると思われる自分のサイトの各ページの順位を毎日チェックしています。前回はGoogle以外は忘れてよし、と書きましたが、確かに数ヶ月前までのGoogleは、検索結果の正確さ、検索されるサイトの量において他の追随を許しませんでした。
ところがチェックを続けているうちに状況が変わりつつあることに気付きました。従来型のロボット型検索エンジンがアルゴリズムを変えてきているようです。LYCOSやGOOの検索結果にそれほど不満を覚えなくなりました。
感心したのはODiNです。学術的な成り立ちの検索サイトですが、正確さと関連するサイトの拾い出しはピカイチです。Googleとこのサイトで検索はほぼ終わりという感じです。
ただし最近のGoogleはデータベースの更新(=ロボットの巡回結果をサイトに出力するまで一月程度かかっている?)に時間がかかっているようです。更新日の新しい情報を探ってみると、ほかの検索エンジンでは検出されるのにGoogleはまだ、という事例が散見されます。ということでGoogle万能説はしばらく保留しておきます。
新しいトピックスの検出ではフレッシュアイという人もいるようですが、このエンジンは相当ムラがあります。サイトのURLを数ヶ月前に登録してしかも日々更新しているサイトが検索されないなど、使用は見合わせたほうがいいエンジンです。
かつては検索数が多いことに価値があったインフォシークですが、ほかの検索エンジンが拾い出したサイトを見逃し、ほとんど関係のないサイトを大量に検索するなど、ここは検索精度が相当落ちるように思われます。以上は定性的な評価に基づく主観です。
Webサイトの表面には見えないところにMETAタグと呼ばれるHTML言語があります。これについては、LYCOSは拾わないと明言し、ODiNは本文にはなくてMETAだけにある単語を拾っている事例を確認しました。Googleは本文の出現頻度を重視しているように見えます。拾うエンジンがある以上、METAタグは無視できませんが、重きを置く必要はないようです。
いずれにしてもindexの左上(BODY内)にサイトの簡単な説明となる短いテキストを置いておくのは鉄則です。なぜなら検索サイトに表示される文字であり、最初に現れるテキストなので検索エンジンが比重を置いている可能性があるからです。
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