▲戻る

通行客属性調査
2. 通行客属性調査(N=5090)

(1)東新町商店街へ入ってくる通行客数
・ 調査開始の10時時点での通行客数は少ない。10時に開店する店が少ないことによる。
・ 12時までは徐々に増加し、多少の増減はあるものの16時までは比較的平坦に推移した(1時間当たり750人程度の通行客数)。
・ 16時〜17時にかけては通行客数がいったん減少したが、17時〜調査終了時刻の18時にかけて最大(1時間当たり1,030人)の通行客数となった。
・ 来街者は、阿波銀行前からの流入客がコルネの泉前からよりもやや多い傾向にある。


(2)通行客のプロフィール
・ 通行客は男性より女性の比率が高く、男女比は平均して4対6である。
・ 職業については主婦の占める割合が高い。
・ 阿波銀行前とコルネの泉からの来街者には属性にやや違いが感じられる。
 1)阿波銀行前からの来街者の特徴
・ 通行客は50才代が多く、夕方になると10才代の割合が増える。
・ 職業は、午前中は主婦、次いで会社員が多いが、昼休みの時間帯になると会社員の割合が増えて主婦と逆転する。その後は主婦と高校生以上の学生の割合が多く、17時台になると会社員の割合も再度増える。
・ 子育て等で多忙な30代が少ないのは気掛かりである。駐車場がないからであろうか?


2)コルネの泉前からの流入者の特徴
・ 阿波銀行前からの来街者に比べてやや年齢層が低い傾向が感じられる。特に15時以降、16時をピークに10代の割合が急増する。
・ 阿波銀前からの来街者とは違って50代が少ない。
・ 午前中の10時個頃には高校生以上の学生の割合が多いが、11時〜15時までは13時頃をピークに主婦の割合が最も多くなる。
・ 15時以降は再び高校生以上の学生の占める割合が主婦より多くなる。会社員は、阿波銀行前ほどではないが昼休みの時間帯に増加が見られた。


[仮説]→ 熟年世代は、JRやバスを利用して比較的早い時間に買い物に訪れ、午後は通学帰りなどで徳島駅に向かう学生の流れが存在するのでは?
3.来街者入店率調査(N=1303)

(1)各時間帯の入店率

(2)入店先上位店
・ M店(15.4%)、R店(11.2%)、D店(9.9%)の3店である。

(3)結果とデータ
・ 素通りせずに買い物するために訪れる来街者が半分弱はいる。
・ 入店率の高い店は、いずれも日常的な商品、サービスを扱う最寄品店であり、集客の要となっている。
・ 14時〜15時の時間帯は、通行客、入店率とも少ない。