商工会等(経営支援団体)のみなさまへのお役立ち情報
商工会等の経営支援団体への情報提供とご助言をするサイトです
2003年9月3日開設  12月21日更新
はじめまして、中小企業診断士の平井吉信です。事業所を開設して5年目となりましたが、この間、数百の事業所を経営相談等で訪問して感じたことを綴ってみました。

経営革新が求められる
なかで、商工会等の経営支援団体のみなさんにとって、研修会のテーマや補助金申請の狙いどころ、施策のヒントとなれば幸いです。

青年部の研修

  1. 3〜4回で行う青年部の研修テーマ例

商工会等における問題提起

  1. 現状と課題
  2. 環境の変化
  3. 専門家に求めること
  4. こんな講師がいい
  5. 研修会開催までに知っておきたいこと

中小企業診断士の秘密

  1. 初公開!診断士はこんなコンサルティングツールを使ってます

研修会(基本3ステップ)のご提案

  1. 未来を照らす理念と戦略、日々行う実践
  2. 独自の土俵をつくる
  3. 顧客コミュニケーション戦略

平井吉信の考える一店一品運動

  1. 一店一品運動とは
  2. かつての商店街をいまに蘇らせる
  3. モノ余りの時代だからこそ
  4. 一店一品運動がめざすこと
  5. 情報発信はどうする?〜ケーブルテレビの可能性
  6. NPO法人による地域コミュニティビジネスの成立

ITを経営に活用する

  1. インターネットの活用法
  2. エクセルの活用法

二世経営者のための基本習得

  1. トラブルに巻き込まれない労務知識
  2. 社会保険、労働保険の基礎知識
  3. キャッシュフロー経営と銀行との付き合い
  4. 税会計の基本的な理解と今後の動向
  5. 顧客満足経営における接客〜ロールプレイングによる実践  
  6. 店頭活性化(MD、POP、ディスプレイ、レイアウト、照明)
 

地域経済の活性化と商工会の役割について

  1. SOHO支援策について
  2. エコツーリズムについて
  3. 地域通貨とコミュニティビジネス
  4. 環境で売り出す商店街


徳島県内の商工会連合会、商工会、および商工会議所のリンク


研修会等のテーマでお悩みのことがあれば、下記の団体の関係の方に限り、無料でご相談に乗りますのでお気軽にお声をかけてください。徳島県内を中心に四国一円、関西圏、テーマによっては全国どこでも構いません。

[無料ご相談の対象団体]
・商工会(および商工会連合会)
・商工会議所
・各都道府県に置かれた中核的な経営支援機関
・中小企業団体中央会
・自治体
・その他公的団体、経営支援団体の担当部署の方々

[無料相談の内容]
・どんなテーマが会員に受け容れられるか?
・何が課題か?
・どのような施策や研修が必要か
・どのように会員(参加者)を啓発していくか
・テーマにふさわしい講師を紹介して欲しい
・補助金申請の文章の助言(結果を保証するものではありません)

[相談窓口]
・電話 070-5680-7800(担当/平井

・有償でご助言を行う顧問契約を結ぶこともできます。
・文字が小さいとお感じになれば、IEの「表示」→「文字のサイズ」→「最大または大」を選ばれますと、見やすくなります
コンテンツのご紹介

専門家に求めること

経営を支援する専門家にも求めたいことがたくさんあります。権威や過去の実績をウリにするコンサルタントに遠方から高い金額で来てもらっても、地域の実情に合わなかったり、いまの時代に求められている経営戦略ではなかったりすることもあります。

一方的な座学講義ではダメということも明らかになってきました。いくらいい話であっても、ああ良かったで終わってしまいます。大切なのは、会員自ら考え、実践すること。座学方式のみの研修では、会員のなかに眠る潜在的な能力を引き出すことはできません。

コンサルタントが「これをやりなさい」と言ったことを、「はい、やります」とやる人がいますか? 人に命令されて、人から説教されるような口調で言われてやってみようと思う人は少ないはず。自分から答えを見出し、やってみたいと思えるように持っていくことがコンサルタントの役割です。

もちろんコンサルタントは回答を必ず持っていなければなりませんが、大切なのは、それを得意気に披露することでもなければ、どれが正解か(正解はいくつもあります)を決めることでもありません。むしろこれをやるんだと全員一致で戦略を決めたら、(例え間違っていたとしても)スタッフ全員一丸となって進んでいくこと。途中でいくらでも修正できるので、やりたいと思える気持ちを育て、それを側面から支援することがはるかに重要です。

そこで、事例研修やポストイットを駆使したグループ作業などの「自分たちが考える」ワークショップ形式を取り入れます。この方法では、講師の実力が露骨に現れます。自分のペースで過去の成功体験や自慢話を語るパフォーマンスでは人の心を動かすことはできません。また真の意味で問題解決能力がなければ、問題点を網羅したり複雑化させて混乱するだけに終わります。

経験からすると、百の問題点を挙げることはコンサルタントなら朝飯前です。でも、その百の課題をすべて改善したからといって、利益が確保されるとは限りません。むしろそのなかで重点課題を抜粋したり、あるいはまったく別の角度から業績を伸ばすことを考える視点を提示することが解決につながる場合が多いのです。あるいは、利益が出ないといっている事業所の仕事分析をしてみると、肝心な売掛管理や買掛管理、つまり営業部と管理部を結ぶ円滑な基幹システムがなかったからということもあります。

それを看破できるのは、看板や肩書きではなく、あくまで生身の人間としての感性であり、分析力であり、行動力です。

「あっ、これはおもしろい」「やってみよう」とは思えるようなきっかけとなるかどうか。その意味では講師のコミュニケーション力と日頃の実践が問われます。
(→はじめから読む)



未来を照らす理念と戦略、日々行う実践

「経営理念をつくるなんて大企業のやることじゃないの」「社是はあるけど、それが利益となにか関係があるの?」。そんな声が聞こえてきそうです。しかし、顧客に対して感動を、地域に対してメッセージを発信しつづける事業所だけが伸びているのも厳然たる事実。その根元となる信仰にも似た強い力が経営理念。未来を照らす指針となる経営理念の大切さとそのつくりかたを徳島の企業の生きた事例から学びます。

経営理念が決まれば、経営方針、マーケティング戦略へと発展します。それについて(時間があれば)事例を設け、ワークショップ形式で参加者に考えて討議してもらうこともできます。

理念→方針→戦略とここまで具体化したところで、実はそれが日々の行動と落とし込まれていないことが判明します。経営理念を日々の活動に落とし込むことで、利益が生まれるしくみをつくる。こうした修正だけでも立派な経営革新の第一歩です。
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